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「和包丁」世界を切る! 仏料理でも支持、輸出量増加(産経新聞)

 国内の料理人の約9割が使用しているといわれる和包丁の代表格、堺市産の包丁が海外向けの売り上げを伸ばしている。日本食レストランの増加に加え、抜群の切れ味がフランス料理などのシェフにも支持されているといい、数年前から主に欧米向けの輸出量が上昇。堺市も今年度から、知名度アップと販路拡大を狙った取り組みに本腰を入れている。

 堺市堺区の「青木刃物製作所」は、約10年前から海外業者との取引を開始。5年ほど前から北米やヨーロッパ向けの輸出量が一気に増え始めたといい、それ以前に比べて約2・5倍にもなったという。

 売れ筋は1万〜3万円の価格帯で、日本の伝統美を生かした模様入りの包丁が特に人気。貿易担当の青木俊和さんは「このまま上り調子が続いてほしい」と笑顔で話す。

 堺における包丁作りは、16世紀後半にポルトガルから伝来したタバコの葉を刻む「たばこ包丁」が作られるようになったのが始まりとされる。江戸幕府によって専売品に指定されたことから、高い技術を持つ職人が堺に集まり、さまざまな種類の包丁が生産されるようになった。

 ところが、伝統的な技法で作られる包丁の国内販売は減少傾向。深刻な不況で料亭の閉店が相次いだ影響などで、5年前と比べて売り上げは3割以上も減った。一方、対照的に海外輸出は好調で、売り上げの1割を占めるまでになった業者もあるという。

 堺刃物商工業協同組合連合会の味岡知行・専務理事は「欧米では『おいしくて健康に良い』と日本食レストランが増えており、需要が高まっている」と指摘。さらに、「フランスやイタリア料理の店でも、京料理に代表される切り口が美しい盛り付けを取り入れたいと、切れ味の良い和包丁が重宝されるようになっている」と分析する。

 こうした状況を受け、堺市は今年度から海外での販路開拓を目指し、米・ニューヨーク(NY)を拠点にPR活動を展開。昨年11月にはNYの会員制レストランに約130人を集め、日本の料理人が堺の包丁を使って会席料理を振る舞うイベントを開催。堺包丁の魅力を存分にアピールした。

 同市の担当者は「NYには和包丁を取り入れているシェフが多いが、堺産であることは知られていない。包丁といえば堺、と思ってもらえるよう知名度を上げていきたい」と意気込んでいる。

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