日本初の動物園である上野動物園(東京都台東区)の目玉だったジャイアントパンダのリンリンが一昨年4月に死亡して以来、パンダ不在となっていた同園で今年4月以降、再びパンダの飼育展示を再開することが12日、分かった。同日の定例会見で石原慎太郎都知事が明らかにした。
東京都や同園では昨春以降、中国当局と新たなパンダの貸与について交渉。だが、年間1億円とされる高額のレンタル料や、中国の四川大地震などの影響で難航していたが、このたび双方で条件が合意した。
石原知事は「地元からの要望も強く、全国の子供たちに希少動物の大切さを伝えていきたい。繁殖にも挑戦する」と語った。
【関連記事】
・
起爆剤はホッキョクグマ 行動展示へ14億円かけ新放飼場 上野動物園 ・
「イグ・ノーベル賞」パンダのふんで生ごみ減量の田口名誉教授受賞 ・
【石原知事会見詳報】上野動物園「工夫足りない」 ・
パンダ不在…上野動物園300万人割れ ・
“チュー目”してね 上野動物園で「干支展」人気 ・
<全国建設工事業国保組合>本部に立ち入り検査…都と厚労省(毎日新聞)・
<漁船銃撃>船長2人10日逮捕 位置情報の通信切断の疑い(毎日新聞)・
今尾の左義長 燃え上がる炎に無病息災祈る…岐阜・海津(毎日新聞)・
<山崎拓氏>離党しない意向表明(毎日新聞)・
「海の新幹線」テクノスーパーライナーは今? かさむ燃料費…決まらぬ就航先(産経新聞)